暑い日に、涼しげな青と白の表紙に惹かれてよんでみました。
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「紅茶セラピー」斉藤由美著
タイトルを見て、優雅な雰囲気や紅茶の香りにセラピー効果があるのかなぁと思ったのですが、実はそれ以上の効能があるらしいです。
インフルエンザ予防効果や脂肪燃焼を促す飲み方など、科学的な根拠をもとに様々な効能が紹介されています。
しかもお茶にありがちなうんちくはあまりなく、初心者にも読みやすく、かつ紅茶上級者でもなるほど〜と思えるような内容じゃないかと思いました。(私は上級者ではないので、推測でごめんなさい)
記載の通りに紅茶を淹れない?
おーっ!と思ったのは、「紅茶に記載の通りに入れると濃い感じがする。だから少し多めのお湯で淹れてみると、、スムーズで飲みやすい味わいに仕上がりました。それ以来この淹れ方です。」という内容。
実はわたしも同じことをずっと思っていたので、プロも同じ意見かぁ、おおー!と嬉しくなりました。
紅茶の発酵って?
うんちくはあまりない、と書きましたが、ちょっと難しいことはありました。それは、ずっとちょっと気になっていた「発酵」のこと。
紅茶も烏龍茶も緑茶も同じ木の葉っぱから作られるのはご存じですか?その種類の違いを生む工程が「発酵」だそうです。烏龍茶なんかは半発酵茶とか言われたりします。
うーん「発酵」??
パンとかお味噌とかそんな感じなのかな?とずっと不思議でしたが、実は科学的には「酸化」らしいです。
茶葉に含まれる酸化酵素が働き、発酵=酸化が進むそうで、熱を加えることで酸化酵素の働きが止まります。なので、どのタイミングで熱を加えるかが重要!これでお茶の種類が決まります。
そういえば、緑茶は摘んですぐ処理しないといけないって何かで見聞きした覚えがあるのですが、これが理由ですね。
ちょっと難しいけれど、なんだか賢くなった気がします。笑
紅茶を身近に
書内で紹介されてる紅茶は、スーパーで手に入るものも多くあり、気取らずに紅茶を楽しんでいいんだ!と思えます。
色々な効能が紹介されていますが、それを習慣化しないと意味がないと繰り返し言っておられ、とにかく続けて飲んでほしい、紅茶を身近な存在にしてほしいという著者の思いが伝わってきます。
おわりに
わたしは紅茶もコーヒーもどちらも好きなのですが、この本を読んで「もっと紅茶飲もう〜!」と思いました。今このブログを書いているお供もティバックの紅茶です。
紅茶を飲んで、楽しく美味しく健康に♪なんて、とって素敵ですね。そんな生活が手に入れば最高です。ぜひ読んで紅茶習慣始めませんか。